オーダーシャツが、メーカーによっては流行から古くなる理由

オーダーシャツは店舗によってどうしても古くなっていきます。
それは定着する顧客の方が同じだからです。
顧客の方がずっと注文してくれると言う事は非常に大事で1番ありがたいことなのですが、それだけをして営業が成り立ってしまっていると、全体的にはシャツが古くなると言う弊害が生まれます。
しかし、顧客の受けば良いので新しくしようとはしません。
その結果、流行的に古いまま何年も営業し、いつの間にか手の施しようがなくなることがあります。
結果的に新しい顧客や若い方から敬遠され、そのシャツメーカーは天寿を全うすることになります。

ではどうしたら常に新しいシャツを提供することができるのでしょうか?これは非常に簡単なことです。
常に新しい情報をオーダーシャツやが受け入れていき、アップデートする。
それがあるかないかによってブランドが若くもなり、老いてしまってもいきます。
よく、オーナーが若返ったり、世代交代しなきゃいけない、と言うような言われ方をすることもありますが、決してそのような事はありません。
オーナーがもうおじいちゃんであると言うメーカーでも最新のトレンドを踏まえたオーダーシャツを提供しているところは世界中にたくさんあります。
それにはやはり常にアンテナを立てトレンドを受け入れていく必要があります。
これはシャツに限らずスーツなどに関しても同じことです。
それどころか、おそらくファッション業界全体に見えることではないでしょうか。