Supima cotton (スーピマ・コットン)
世界三大高級綿
アメリカ原産の綿花で最高級の品質を誇るのがピマ・コットンです。
その中でもさらに最高峰のものを「Superior・Pima」と格付けし、略して「Supima(スーピマ)」と呼ばれます。
スーピマの綿畑は、アリゾナを中心に広がる酷暑の乾燥地帯。
綿栽培に最適なこの大地は、はるか昔、先住のインディアン達が独自に綿花を植えていた場所でした。
超長綿(高価・高品質な綿花)の生産が始まったのは、20世紀初期。
そして、収穫された高品質の超長綿は、先住インディアンの子孫であるピマ族の名にちなんでピマコットンと名づけられました。
現在、アメリカ南西部は、世界でも有数の良質コットンの産地。
その中でもとりわけ優れた品質を誇る超長綿、それがスーピマです。
スーピマ綿の品質を維持するための努力は、厳しい種苛管理に始まる、といえます。
スーピマ種子の唯一の供給者であるスーピマ協会では、農地の検査から品種改良までのいっさいを管理。
栽培用種子は完熟した綿樹からのみ収穫され、スーピマのハイ・クオリティを保っております。
こうして送られてきた原綿を、さらに最新の綿花検査システムで、あらゆる角度から厳重にスピーディーにチェック。
紡績から織り、染色加工と、特に指定された専用工場でスーピマの特性を最大にひきだすノウハウを駆使し、高級綿スーピマを生み出しています。
かずかずの新素材開発を手がけてきた技術力、そして徹底した品質管理。
この一貫したクオリティ・コンシャスがスーピマの輝きを際立たせます。
スーピマは世界三大高級綿(ギザ・スーピマ・トルファン)の一つに数えられており、品質的に、海島綿とギザ綿に次ぐといわれております。