前回、採寸の最初のステップとして、お客様のヒアリングをしつつ
ピッタリサイズを測るだけなら、極論すれば採寸は誰にでもできるもの。
シャツのどの部分にこだわりをもっているかを見出すのに重きを置いています。
と聞かれても、なかなか明確に答えられる方は多くありません。
お客様の求めるシャツに近づけるための技術の一つとなります。
例えば襟の形はスタンダードレギュラーなもののほかに、
ホリゾンタルカラーは太いネクタイなどによく似合い、ワイドボタンダウンカラーは
カフスもラウンドや大丸など様々ですが、パソコンを多く使う職場の方などは
そのほか襟やカフスに合わせたボタンの形や素材、さらにシャツのシャツ生地ともなれば
そこで前回からYさんの採寸を例に挙げていますが、ようやくシャツが完成しました。
次回からご紹介させていただきます。